歯科衛生士にならなきゃよかったと感じる7つの理由と先輩たちのリアルな本音もご紹介!

歯科衛生士にならなきゃよかった
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頑張って歯科衛生士の資格を取ったのに、いざ働き始めるとなかなか思うようにいかない…。そんな悩みを抱え続けて、「歯科衛生士にならなきゃよかった」と後悔するのは辛いですよね。

仕事に前向きに取り組めなくなった時は、その理由を自分なりに分析してみましょう。先輩歯科衛生士さんたちの本音や、悩みの改善策についても参考にして下さいね!


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みさき

d latte編集部 みさき

歯科衛生士歴12年。総合病院の歯科口腔外科で経験を積んだ後、現在は一般歯科クリニックで予防歯科を中心に従事。患者さんとのコミュニケーションを大切にし、分かりやすい口腔ケア指導に定評がある。2児の母として育児と仕事の両立に奮闘中。同じ境遇の歯科衛生士さんに寄り添う記事執筆を心がけている。

Contents

歯科衛生士にならなきゃよかった!よくある7つの理由

ならなきゃよかったよくある7つの理由

「歯科衛生士にならなきゃよかった」と思うのは、何らかの理由で仕事が辛くなってしまったからです。しかし、何を辛く感じるのかは、職場の環境や個人的な事情など人それぞれ異なります。

みさき

今感じている辛さも、自分らしい働き方を見つけるための大切なサインなのかもしれません。まずは、よくある理由について見ていきましょう。

1. 人間関係がつらい

毎日顔を合わせる人たちの中に苦手な人がいると、仕事に行くのが辛くなるのは当然のこと。例えば、院長や先輩の歯科衛生士が厳しかったり、同僚とギクシャクしていたりすれば、仕事に対するモチベーションも徐々に下がってしまいます。

ただし、人間関係に関する悩みは、転職することで改善される可能性が高いのが特徴です。歯科衛生士の仕事そのものが嫌になったわけではないので、やる気を取り戻すチャンスはあります。

みさき

狭い職場だからこそ人間関係の影響は大きいもの。でも環境を変えれば、きっと素敵な仲間に出会えるでしょう。

2. 仕事量が多い

歯科衛生士の仕事には、衛生士業務以外にも「雑務」が多くあります。

例えば、院内の清掃やゴミ捨て、使用した器具の洗浄や消毒、歯科材料・日用品などの購入や管理、業者とのやり取りなどがあり、人手が足りないところでは受付業務を交代で行う場合もあります。

歯科衛生士がどの程度の雑務を担うのかは、職場によってそれぞれ異なります。そのため、雑務の種類が多い職場に勤めていると、それだけで疲弊してしまう人も多いのです。

みさき

専門技術を磨きたい気持ちと現実の業務量のギャップに悩むのは自然なこと。自分らしく働ける環境は必ずあるはずです。

3. 給料が安い

厚生労働省が公表した令和6年賃金構造基本統計調査によると、全国の歯科衛生士の平均月収は約29万円で、ボーナスも合わせた平均年収は約405万円です。(参考:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」

しかし、これはあくまでも平均値で、実際には給料が平均より少ない勤務先はたくさんあります。また、長く勤務していても給料がなかなか上がらないケースも珍しくありません。

給料に対する不満はモチベーションの低下につながります。さらに、精神的なストレスや肉体的な辛さなどが重なれば、他の職業に魅力を感じるようになるのも無理はないと言えます。

みさき

専門性を活かした仕事なのに給与が見合わないと感じる気持ちは当然のこと。条件の良い職場も存在するので諦めずに探してみることが大切ですね。

4. 休みづらい

小規模の歯科医院は限られた人数で仕事を回していることが多く、思うように休みが取れないという不満を抱く人もいます。特に土日や祝日も診療を行っている歯科医院に勤めている人は、家族や友人と休みが合わないことがストレスになりがちです。

また、有休制度のあり方も歯科医院によって様々です。「有休の申請を数ヶ月前にする必要がある」、「有休を取ると立場が悪くなる」など、一般の企業にはあまりない独自のルールや風潮を強いられると、他の業種の方が良く見えてしまうこともあります。

みさき

プライベートな時間も大切にしたいという想いは誰もが持つもの。ワークライフバランスを重視する医院も増えているので、理想に近い環境を見つけられるかもしれません。

5. 知識や技術が足りない

自分の実力不足を実感すると、大半の人は仕事に対して自信をなくしてしまうものです。歯科衛生士はいろいろな知識や技術を必要とする職業なので、他の歯科衛生士とレベルを比べられやすいという難しさがあります。

また、院長や先輩から注意されたり、患者さんからクレームを受けたりすると、ますます自信がなくなってしまいます。そして、そんな経験を繰り返しているうちに「歯科衛生士にならなきゃよかった」と思うようになるわけです。

知識や技術の不足はリスキリング(学び直し)でカバーできますが、モチベーション自体が下がっていると、それさえも始める気になれなくなってしまいます。

みさき

技術への不安や自信のなさは、成長しようとする真摯な気持ちの表れでもありますね。一歩ずつでも学び続ける姿勢があれば、きっと道は開けてくるはずです。

6. 人と接するのが苦手

歯科衛生士には知識や技術だけでなく、コミュニケーション力も必要です。患者さんへの分かりやすい説明、お口の悩みに寄り添うためのカウンセリング、患者さんと歯科医師との意思疎通を図るための調整役など、歯科衛生士のコミュニケーション力が問われる場面はたくさんあります。

しかし、人と接するのが苦手な人にとっては、このような会話のやり取りが苦痛に感じられることもあります。コミュニケーション不足によって患者さんからクレームが入ったり、院長から注意を受けたりすれば、なおさらです。

ただ、患者さんへの接し方は、仕事をこなすうちに自然と身につく場合もあります。例えば、患者さんを担当制にしている職場は、同じ患者さんと何度も接するため、人見知りの人でも打ち解けやすいというメリットがあります。

みさき

人との関わりが苦手でも、患者様の健康を支えたい気持ちがあれば十分。経験を重ねることで自然と心の距離も縮まっていくものです。

7. 将来が不安

「このまま定年まで働き続けられるのかな?」といった不安は、どんな職業でも少なからずあるものです。しかし、歯科衛生士だからこそ感じる将来的な不安もあります。

例えば、40代や50代を迎えた人は、体力的な面で不安を感じやすくなります。歯科衛生士は立ち仕事も多く、デスクワークと比べるとかなりの体力を必要とします。そのため、定年より前に短時間勤務に切り替える人も少なくないのです。

また、経済面で不安を感じるという人もいます。保険診療が中心の小規模な歯科医院などでは、歯科衛生士の月収は30万円前後からは上がりにくいと言われています。同じ職場で長く働き続けても昇給が叶わなければ、「他の仕事を選べばよかった!」と後悔することもあるわけです。

みさき

年齢を重ねるほど体力や収入への不安が現実的になってくるもの。でも歯科衛生士は多様な働き方があるので、ライフステージに合わせた選択肢は必ず見つかるでしょう。

先輩歯科衛生士のリアルな本音を調査!

先輩歯科衛生士の本音

悩んだ時は経験者に聞くのが一番!というわけでここからは、日本歯科衛生士会の「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」を参考に、現役歯科衛生士のみなさんの本音を探っていきましょう。「先輩たちも同じ道を通っているんだ!」ということが分かれば、きっと気持ちが楽になるはずですよ。

1. 歯科衛生士の仕事が好き?

非常にそう思う 35.7%

まあそう思う 50.2%

参考:日本歯科衛生士会「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

まずは「歯科衛生士の仕事が好きですか」というストレートな質問に対する答えです。日本歯科衛生士会の会員の歯科衛生士さんでアンケートに回答した人のうち、「非常にそう思う」と答えたのは35.7%でした。

「まあそう思う」と答えた人と合わせると、なんと85.9%の人たちが「歯科衛生士の仕事が好き」と答えています。

2. 自分は歯科衛生士に向いていると思う?

非常にそう思う 25.0%

まあそう思う 46.5%

参考:日本歯科衛生士会「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

続いては「歯科衛生士として働くことに向いていると思いますか」という質問です。「歯科衛生士の仕事が好き?」という質問とは異なり、こちらは自己評価の高さが答えに表れます。

結果は「非常にそう思う」と「まあそう思う」の人が71.5%を占め、大半が歯科衛生士として働く自分を前向きに受け止めていることが分かりました。

3. 歯科衛生士として働き続けたい?

非常にそう思う 22.1%

まあそう思う 46.9%

どちらとも言えない 23.5%

参考:日本歯科衛生士会「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

こちらは「歯科衛生士として今後も働き続けたいと思いますか?」という質問です。「非常にそう思う」と「まあそう思う」と答えた人は69.0%で、全体の約7割を占めています。

一方で、「どちらとも言えない」と答えた人は23.5%で、「非常にそう思う」という人よりもやや多い結果となりました。歯科衛生士の仕事が好きでも、ずっと続けることに対しては明確な答えが出せないということなのかもしれません。

4. 職業を自由に選べるなら、歯科衛生士を選ぶ?

非常にそう思う 12.2%

まあそう思う 23.9%

どちらとも言えない 38.4%

参考:日本歯科衛生士会「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

今回参考にした調査の中で、「どちらとも言えない」と答えた人の割合が最も高かったのが、「もし、今あなたが職業を自由に選べるとしたら、歯科衛生士という職業を選びますか」という質問でした。

歯科衛生士という仕事に前向きに取り組んでいる人が多い半面、いろいろな理由から、他の職業にも魅力を感じる人が一定数いるのだと言えそうです。

しかし一方で、「非常にそう思う」と答えた人は12.2%を占めており、歯科衛生士の仕事が大好きな人も確実にいることが分かります。

5. 転職を考えたことはある?

考えたことはない 35.2%

考えたことがある(歯科衛生士として) 32.1%

考えたことがある(歯科衛生士以外の職) 14.9%

参考:日本歯科衛生士会「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

続いては、転職に関する質問です。アンケートに答えた歯科衛生士のうち、なんと47.0%もの人が「考えたことがある」と答えました。さらに、14.9%の人は歯科衛生士以外の職業への転職を考えたと答えています。

別のデータでは、転職を経験したことがある歯科衛生士は、全体の8割に及ぶことが分かっています。つまり、現役の歯科衛生士にとって、転職はごく当たり前のことだと言っても過言ではないわけです。

6. 転職したいと思った理由は?

給与・待遇の面 46.5%

仕事内容 34.4%

勤務形態・勤務時間 30.9%

自分の健康 23.1%

経営者との人間関係 22.8%

長時間勤務・過重労働 21.5%

仕事内容のレベルアップのため 20.7%

参考:日本歯科衛生士会「令和7年歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

転職したいと思った理由として最も多かったのは「給与・待遇の面」でした。約半数の人が給料や待遇に関して不満を感じており、それが転職のきっかけになることが多いのだと推察されます。

また、次いで多かったのが「仕事内容」、その他には勤務形態や勤務時間人間関係長時間労働など、労働条件や労働環境に対する不満がほとんどを占めています。

一方、意外と少なかったのが、キャリアアップなどを目的とした前向きな転職です。この結果から、多くの歯科衛生士が現状を良い方に変えるために転職を検討することが分かりました。

yahoo!知恵袋や質問サイトでの超リアルな本音もご紹介

質問サイトのさらにリアリナ本音

「歯科衛生士にならなきゃよかった」と感じている人のリアルな声を、Yahoo!知恵袋などの質問サイトからピックアップしてご紹介します。現場の本音を知る手がかりになるはずです。

歯科衛生士という職業に心底嫌気がさしました。

私は歯科衛生士の免許を取得して5年になります。
その内の臨床経験は3年程度です。
2年は歯科から離れ、全く異なった職種の仕事をしていました。
というのも、歯科に携わった3年のうち転職を3回、最後に勤めた歯科は約3ヶ月というスピード退職を致しました。
3回転職のうち1ヶ所は給料の面で退職致しました。面接時の給料の話しと全然違う額を頂いてました。環境はとても良かったのですが、生活が出来ないほど給料が低かったのでやむを得ず退職。(医院長と話し合いましたが「無い袖は振れない。」との一喝で終了。)
2ヶ所は人間関係での衝突に耐えきれず、3ヵ所目をやめる頃には精神的にも肉体的にも参ってしまい鬱病とメニエール病を併発してしまい退職しました。
病気を発症してからはいつくるか分からないめまい(メニエール病)や、精神の浮き沈みをコントロールすることができず、生活するのがやっとの状態だったので療養しながら単発のアルバイトなどをしながら生計を立てています。

長々と書いてしまいましたが、私のような経験や状況に陥った歯科衛生士さんは他にいるのかな?と思い投稿致しました。正直歯科衛生士という職業に心底嫌気がさしました。ワンマンな歯科医師、異常な程プライドが高い歯科助手、育てる気はないが出来ない事にはここぞとばかりに攻撃してくる歯科衛生士、それを見てみぬふりをする同期達。
今思えばもっと戦えたのかも、、。とは思います。ですがここまで心身ともに追い詰められたのは人生で初めてでした。
近頃は体調も良好の兆しが見えています。この壁にぶつかったからこそ、今克服しなければこの職業には私は一生戻れないと思っています。ですが一度植え付けられたトラウマは簡単には払拭する事が出来ずにまだなにも行動に移せずにいます。
同じような経験、もしくは似たような経験をした方がいらっしゃいましたら、お話し聞かせてください。
いまも歯科衛生士を続けているのか、辞めて別の職業への道を行かれたのか、たくさんのご回答をお待ちしております。

引用元:yahoo!知恵袋

歯科衛生士の仕事を続けるべきか転職するべきか

二年目の歯科衛生士です。最近、歯科衛生士の仕事を続けるべきか全く違う職業に転職するかで悩んでいて、相談する人もいないのでこちらで話を聞いてほしいと思い書き込みました。

今の歯科医院は今年の四月から働き始めました。まだまだ新人同様の衛生士ということでスケーリングなど先輩方が教えてくれたり先生から任された患者さんについて考えてきてなど面倒を見ていただけたりと良い環境ではあるのですが…いざ家に帰り仕事のことを考えるのがとても嫌で仕方ありません…。専門学校のころから臨床実習がはじまりだんだんと歯科衛生士という仕事の魅力を感じなくなりはじめていましたが、自分で衛生士の学校に入ることを決め、入れさせてもらったし、まだやってみないと良さはわからない!と思いながらとりあえず卒業して働き始めましたが、やはり歯科の仕事に楽しさを感じられません…。特にここ最近は全く楽しくないなという思いが強く、仕事のことを考えるのが本当に嫌です。しかし技術も未熟で何一つ衛生士業務もアシスタント業務もしっかりこなせない今のままでやめていいのかという気持ちにもなります。しかしずっと衛生士の仕事を続けたいとは思いません。元々行動が遅くて他人に興味のない性格で衛生士に向いてないんじゃないかなと思いつつも一年ちょっとしか働いてないで向いてないと決めるのもどうだろうか…と思っていたり、もう少し続けていればやりがいを感じられるのではと思うのですが、そのための知識を身につけたり技術を身につけたいと本当に思うか?と考えると、歯科の仕事に対して全く興味がわかないという思いがあります。衛生士の仕事が嫌いなわけではありませんが好きなわけでもないです。

衛生士といわずほかのどんな仕事にだって辛いことや大変なことがあるとは思います。自分が甘いことも重々感じていて、このままじゃいけない!人よりできないのだから頑張らないと!とは思っても気持ちがついてきません。
職場の先輩方もいい人たちなのですが馴染めませんし馴染もうと思って最初は努力しましたがその気力も最近は起きず、あまり喋らなくなってきてしまいました…。
ちなみに歯科衛生士をやめてやりたいものがあるかというと特にありません。もしなれるなら公務員になりたいと思っています。
まとまりのない文章ですが厳しいお言葉でもなんでもご意見など頂けるとありがたいです。読んでいただきありがとうございます。よろしくお願いします。

引用元:教えて!goo

これらの投稿からは、理想と現実のギャップや職場環境・人間関係に悩む声が多く見受けられます。みんな同じように悩み、迷いながらも自分の道を模索しています。

実際にこうして相談することで少しでも気持ちが軽くなったり、共感や助言を得られたりすることもあります。一人で抱え込まず、声をあげることが前に進む第一歩です。

「歯科衛生士にならなきゃよかった」と思った時の5つの改善策

ならなきゃよかったと思った時の5つの対策

1. 悩みの原因をはっきりさせる

歯科衛生士になったことを後悔してしまった時は、何がそう感じさせるのかを具体的に考えてみましょう。仕事そのものが嫌いになったわけではないなら、何かしらの改善策があるはずです。

例えば、「給料が安い・休みが取れない・仕事量が多すぎる」といった悩みは、労働条件や労働環境が問題になっています。一方、「技術不足を感じる・患者さんとの接し方が分からない」などの悩みは、自分のスキルや考え方のクセなどが原因です。

悩みの原因にうまくアプローチすれば解決できる可能性が高いので、まずは問題を客観的にとらえてみましょう。

2. 職場の先輩に相談する

職場に話を聞いてくれそうな先輩がいる場合は、今悩んでいることを相談してみるのもおすすめです。同じ職場で働いている先輩は、同じ悩みを抱えた経験がある可能性があります。そんな時に先輩がどう乗り切ったかを教えてもらえれば、悩みを解決するヒントになるかもしれません。

また、仕事量が多い・休みが取りづらいなどの問題は、スタッフ同士で話し合うことで改善できることもあります。院長との交渉役として、ベテランの先輩に間に入ってもらうという方法もよいでしょう。

3. スキルを磨く

自分の技術不足が原因で自信を失っているなら、スキルを磨くことにチャレンジしてみましょう。臨床業務に苦手な分野がある人には、リスキリング(学び直し)がおすすめです。

現役の歯科衛生士を対象とした研修や講座は、いろいろな団体やスクールで開催されています。自宅で好きな時間に学べるオンライン講座や、実際に施術を練習できる実習講座などがあるので、予算やスケジュールに合わせた学び方を探してみましょう。

4. 資格を取る

歯科衛生士の資格に加えて別の資格も取得すれば、活躍できる場がさらに広がります。歯科衛生士の仕事に役立つおすすめの資格には、主に3つのジャンルがあります。

医療・福祉系の国家資格

歯科技工士・保育士・看護師など、歯科医療に関わる資格も多い。取得には時間と費用がかかるが、キャリアアップや転職などに大いに役立つ。

歯科衛生士のスキルを高める資格

高齢者の口腔ケア・インプラント・ホワイトニングなど、特定の分野の知識や技術が身につく。

ビジネス系の資格

医療事務・マナー講師・MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)など、歯科医院の運営だけでなく、他の業種でも役に立つ。

資格を取るには時間も費用も必要ですが、特定のジャンルに精通することで、歯科衛生士としての自信につながるというメリットがあります。

5. 転職を検討してみる

今の労働条件や労働環境に改善の見込みがない場合は、転職を検討するのもよいでしょう。歯科衛生士の約8割が転職を経験しているというデータもあり、転職を機にモチベーションを取り戻せる人は多くいます。

また、仮に転職できなかったとしても、転職を検討するだけで見えてくることもあります。働く上で優先したい条件・武器になるスキル・苦手な分野・今後の目標など、転職を考えることは歯科衛生士としての自分を見つめ直す良い機会になるはずです。

まとめ

歯科衛生士は技術・コミュニケーション力・体力など、様々な要素を必要とする職業です。そのため、何かうまくいかないことがあれば、「歯科衛生士にならなきゃよかった」と思ってしまうのも決して珍しいことではありません。でも、そんな時は自分と向き合う絶好のチャンスです。なりたい自分や理想の働き方などをじっくり考えて、前へ進む原動力にして下さいね!

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